KラビのKは「コーンポタージュをタピオカストローで粒ごと吸い込む」のK、でおなじみのKラビです!
気にされてる方が多そうな内容だったので、先日ダーツ教室で相談されて長時間話してた内容をかいつまんで説明してみます。
何かコツを見つけた、教えてもらって上達した、試合をキッカケに気付いた、などで急激にスタッツやレーティングが上がる時があります。
相談いただいた方も教室参加されて1週間もかからずダーツライブでのレーティングが9から14まで上がったそうです。
マジカルダーツで教えてもらうと急激に上手くなる!なんて噂になったので私も魔法使いと呼ばれてる時期がありました。
しかし一気に上達した時ほど何故か元に戻ってしまう確率も高い。
これはイップスにもよく似た現象があります。
教える→投げられるようになった→少し経ったらイップス再発、となるのでイップスの方がこの現象は多いと思います。
まずよくあるルートだと
①急激に上達
↓
②なぜそうなったかの部分を飛ばし現在のスタッツに満足
↓
③そのまま惰性の感覚で続ける
↓
④わからなくなり元に戻る
って感じです。
この②の部分がほぼすべての人に訪れる問題。
ですので①と②の間に「分析」が必要となります。
なぜそうなったのか?の理由を探さないと何かがあった時に調整できない、信じられないのでいろんな不正解で上書きしてしまうのです。
仮説を立てるのでもいいです、とにかく考える事が大事。わからない内はトライ&エラーでもいいです。
良くないのは「分析<目の前のスコア」になることです。
ここで急激に上達したからと目の前のスコアを早々に優先してしまうとその上達は自分を上書きする前に終わり消えていきます。
その時考えずに焦りスコアを求めることで過去の記憶、つまり急激に上達する以前の入れるイメージで投げてしまうので元に戻ってしまいます。
ニュアンスの違いはあれど大体こういうルートで元に戻ってしまうのではないでしょうか?
「こうしたから上達した」「これを取り入れたから入るようになった」だけでは足りないのです。
それを持続し自分を上書きするためには根拠が必要なのです。
じゃないと結局なんとなく目の前のスコアを欲しがりなんとなく元に戻ります。
ダーツにおける努力とは持続だと思いますが、持続させるために信じられる理由が必要なのです。それを用意するために分析しましょう、仮説でもいいので理由を作り検証しましょうということです。
イップスも身体の仕組みやイップスの仕組みを知った上で対策していかないと現在の投げ方自体がイップススイッチの入りやすい動かし方になっているので改善できない、つまり理由を知って対策しないと元の投げ方でスコアを求めてしまった瞬間から、自分の限界を根拠の無い方法で無理矢理越えようとした瞬間から元に戻ってしまうのです。イップスに関しては原因や種類がいろいろありますが再発の多くはこれだと思います。
上達のキッカケはマジカルダーツ教室に確実にあります。しかし持続のためには自分の中でこの考え方をしないと確率の低いギャンブルになってしまいます。
上達して良いダーツが打てている間に自分のダーツを分析してみてください!
「分析<目の前のスコア」も分析結果が自分の中で当たり前くらいの感覚になってしまえば上書き成功って感じです。
いちいち考えなくても「半径x半径x円周率=円の面積」でしょ?
直径x円周率で出た辺の長さを半分にしたものに半径かければ四角形の面積の求め方みたいになるから円の面積になる。
「(直径x円周率÷2)x半径」これを簡略化したから「半径x半径x3.14」ですよね?
そんな事考えないでしょ?でも公式忘れたらその仕組みわからないと思い出せないんですよ。
これがわかってれば急に公式忘れても円の面積を解ける人に戻れますからねw
私の中では算数の公式や料理のレシピの意味を知ってる状態と調べながらやってる
状態の違いが今日の話に近い感覚ですね💫
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正解不正解の話ではありません。あくまでもKラビの考え方なのでこれ以上は皆様それぞれの判断にお任せします。
ダーツを愛する皆様の未来にエンチャント出来ますように、Gz!