Kラビは人に誇れるような人間ではありませんでした。
過去に経験したあまりよくない話をいくつか紹介させていただきます。
20代も後半の話。
幼少期のトラウマが原因で手首を切ったことがあります。
その時、気付きました。
「あ、これ以上切ったらヤバい。死んじゃうラインってここまでだ」
それに気付いたとき、それ以上深く切ることはできませんでした。
口癖が「死にたい」だったにもかかわらず、死ねないもんだなって、死にたくないって思うもんだなって。
大人になってこの時のことを思い返し考えるといろいろ気付くことができました。
何に気付いたのか?
努力も大切だが環境の方が重要なんじゃないか?ってことです。
「いじめにあったら迷わず逃げる!」に近い感覚です。
DDTを始めてすぐ、とある女性にフラれました。
その人のことを思い出したくなくてダーツに逃げました。
ダーツのこと考えてたら思い出さない、そんな理由で一生懸命やってた覚えがあります。
ダーツで日本一に!なんて思ったことも無いです。ただburn.に出てみたいな~くらいの感覚でした。
4ヶ月後、気が付けばAAになっていました。
それが12年後、なぜか魔法使いになっていたのですw
38歳までタバコを1日70本吸っていました。
報酬不足によるストレスだと思います。
趣味でとあるコンテンツ内の大喜利を何年かやっていました。
唯一のストレス解消、価値観の近い仲間が見つかる場所でした。
ところがある日
「この界隈の大喜利をダメにしてるのはKラビだ!Kラビがいるからおかしくなっていったんだ!」
と罵られました。
するとそれに対する賛同者が現れ、お祭りのようになっていきました。
それがきっかけで腐ってしまった私から仲間も去って行きました。
また私の「死にたい」が生まれました。
どうせ自殺なんて出来ない、死にたくないになるんだ。
じゃあ大好きなタバコをやめれば苦痛にもがきながら健康になるんじゃないか?
生活習慣病も軽くできるんじゃないか?
一石二鳥だな、と。初めてみたらすっぱりタバコがやめられました。
ここでまた気付きました。
「努力ができる状態ってこういうことか?」
たまたま環境やタイミングが合致したからできたことじゃないのか?
人数は少なくても人に認められているという報酬があったからこそできたのではないか?
じゃあ「努力が足りない」ってのは頑張るとはまた違うんじゃないのか?って思ったのです。
「痩せる努力も出来ない奴の言うことは信用できない。Kラビにダーツ教えてもらっても上手くならない。」
こんなこと言われてる時期もありました。(継続中かもしれませんがw)
今、毎日ウォーキングしています。
調子が悪くないときは少しランニングもしています。
そろそろ4週間くらいになりますが、もう服がゴソゴソです。2~3サイズ小さくなりました。
これも食事療法サボってたから見直そうってタイミングといろんな精神的に追い詰められる問題を抱えていたので自傷行為に走りそうだったタイミングが重なったのがきっかけです。
心に棲む悪魔「大好きなホワイトライスも食べさせてやらないし汗まみれになって運動して苦しむがいい!」
自分では努力している感覚はまったくありません。自傷で心の痛みは逃せています。
しかも健康っぽくなってきた上に体重も減っています。
ますます努力ってなんなんだ?という感情が沸いてきました。
つまり努力できる環境が条件に合えば誰でも努力できる状態は作れるんじゃないの?ってことです。
4つほどエピソードを書いてみましたがどう感じました?
不幸自慢や自虐ではありません。これを踏まえてここからが今回の本題になります!
どんな理由でも「継続して習慣化した段階で努力が成立した状態」になればいい。
努力とは頑張ったらできるものじゃない。環境や立場などの条件が重なった時に発生するもの。
実際努力している段階では何も頑張っていない。
頑張る→その場その瞬間の気持ち
努力→瞬間を積み重ねる忍耐、継続させる力
ってのがそもそも間違いなんじゃないか?と考えています。
私の場合はただの自虐、自傷行為が連続しているだけです。
その自傷行為が自分のためになるような行動であればプラス思考となる。
こんなバフを自分にエンチャントしていますw
私は20代後半まで人と会話が出来ない、人の言ってることが理解できない理解してもらえない人生でした。
なんの努力も報われず決して能力の高いとは思えない方々からマウンティングされ蔑まれる人生でした。
「お前は頭はいいが馬鹿だ。何の役にも立たない。なにもできないやつだ。」まるで洗脳のような日々でした。
そんな私でも30越えてからやっと愛されるようになってきました。
だから簡単に諦めないで欲しい。自分の可能性に蓋しないで欲しい。
その気持ちが重なって、あわよくば日本のダーツが飛躍して欲しい。
ここには書けないようなひどいことも多いのですが、私のような経験をしてきてよく似た感性の方も多いと思います。
理解してくれる方々はきっと現れます。もしかしたら私があなたのことを理解できるかもしれません。
魔法使いというより宗教家のような言い方になってしまいましたが諦めるのは早いってことですw
私も40歳越えてまだ何かを頑張ろうとしています。少人数でも深く理解してくれる人がいればそれで頑張れます。
ポールリムって選手だってあのお年ですごいじゃないですか!
大きなきっかけのひとつは「出会えるかどうか」だと思います。
どんなにがんばっても何も報われない、報酬が得られない状態が続くと意味がわからなくなってきます。
しかしいい人に出会えた瞬間、自分でもわかるほどの成長と満足が得られます。ここがチャンスです。
確実にこの人がきっかけだ!ってわかります。
趣味の仲間、異性、上司、後輩、親族、どの人がそういう対象の方かはわかりません。
しかしそういう対象に出会えたら大切にしてください。しっかり話を聞いてください。
沢山時間を共有していろんなものを学んで影響されてください。
これが努力できるようになるきっかけのひとつです。
どんなに好きな人でも努力できるきっかけになる人、とは限りません。
自分を成長させてくれる、自然とモチベーションを上げてくれる、無理を押し付けないでくれるそんな人。
そしてその人のためにがんばろうと思える人。
探しても見つかりません。いっぱい出会いを求めていっても出会えません。
あなただけに合う人かもしれませんから紹介もしてもらえません。
じゃあどうすればいいのか?
人を見る目を養いましょう。
その人がいい人間か、その上で自分にいい影響を与えてくれる人なのか?
これを見極めるのが人生のコツなのかもしれませんねw
自分の中の理由のわからないこだわりよりも信頼できる人、見つかるといいですねw
きっとあなたにも可能性があります。
あなたの感性を目覚めさせるきっかけになれますように(´・ω・`)つ―*'``*:.Gz.:*・゜゚