ダーツ&ボードゲームスペースの店長で趣味が大喜利なのにテンションが低くて重力に身を任せっぱなしのKラビです。
そうなんです、DDTって静かで「イェ~イ!系の人」には楽しくないお店なんですw
でも健全で平和な店ですw
店長のネタのクオリティは理解不能ですが今回も自由勝手に気ままなエンチャント!
重要な呪文だと感じた方は熟読熟考お願いします。しっかりキーワードを探してみてください。
よく聞く呪文「名選手、名監督にあらず」
TVとかで本当よく聞きますよね。でもこの根拠について明確に説明した何かって見たことがない。
この呪文を紐解いていくとダーツに役立つかもしれないので唱えてみようと思います。
当然Kラビがやってきたこと語るだけなので私の勝手な思い込みです!
まず人に何かを教えるというのはいろいろな項目があっていろいろな感性や感覚を行動や言葉などにして伝えることです。
ダーツだと「力抜いてグリップしてブルに向かって構えて野球みたいに投げないで飛ばす」ってよく聞こえてきます。
しかし教えてもらう側が求めているのはその情報なのでしょうか?
熱心に本気で教えて欲しい方の場合、どのくらい力抜けばいいの?構えるって場所はどの辺?野球じゃないってどういうこと?
なんの情報もなければこういう感覚になります。具合や具体的なアドバイスが欲しいのです。
ではこういう表現にするとどうでしょうか?
・力を抜いてグリップ→圧力ではなくダーツが皮膚に引っかかってる状態になるくらいダーツの重みを感じてグリップ
・ブルに向かって構える→肘の上辺りでダーツとブルが重なるくらいで構える
・野球みたいに投げないで飛ばす→ボールじゃなく棒なのでブンブン振り回すのではなく紙飛行機を飛ばすように
これだけでも伝わり方が違うのではないでしょうか?
相手の本気度や性格にもよりますが、ダーツもイメージしやすいと楽しめるのではないでしょうか?
大袈裟にいうとこれが名監督の資質の一つです。
駆け引きや愛情など自分だけの視野以外から客観視することで相手の気持ちを汲み取る。
↓
その上でデジタルな連想ゲームを提供する。
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相手にいい影響を与えることで自分自身のカリスマ性を育てる。
ここまで出来てはじめて名監督の入口ではないかと思います。
言い忘れましたが、当然「信頼性の高い根拠やソース」は必要!なんとなくで言っちゃダメです!
ではなぜ名選手と名監督はイコールになりにくいのでしょう?
「いろいろなスキルをデジタルにしっかり項目として理解した上での行動」
これが不可能だからです。
上記のブログでも触れたのですが、ダーツって全ての行動や基準などを考えながら正確に投げるのは不可能なのです。
圧力ではなくダーツが皮膚に引っかかってる状態になるくらい重みを感じてグリップして顎の右にテイクバック、タメが出来ないように折り返してゆっくりとリリースに向かって加速していき失速した直後に放出し無理のないいつものフォロー
これ全部考えながら出来ませんw
投げる時に考えられることなんてひとつかふたつくらいです。
ではその沢山の項目をクリアするにはどうすればいいのか?
「各項目を自分流の解釈で習慣化された状態まで持っていく」か「圧縮してイメージ化する」のどちらかになります。
「各項目を自分流の解釈で習慣化された状態まで持っていく」
・テレビを観ながら膝の上の猫を撫でながらコップのお茶を飲む。
これ、みなさんできますよね?
テレビを観ながら内容を理解する、いちいち文法から解読なんてしない。これ自分流の解釈で習慣化された状態です。
膝の上の猫を落とさずに気持ちよさそうなところを撫でる、これも自分流の解釈で習慣化された状態です。
コップのお茶を飲む、自分流の解釈で習慣化された状態です。
コップが滑り落ちない圧力で握り、こぼれないようにコップを移動させ、口にあててから傾け呼吸を止めてから飲み込む。
考えませんよね?これが自分流の解釈で習慣化まで持っていけてる状態です。
これは反復することで自分流の解釈で習慣化しているのです。
ダーツの考えなければならないことが自分流の解釈で習慣化まで持っていければ喋りながらでもよそ見しながらでもハットが出るようになります。
「圧縮してイメージ化する」
これはやるべきことをまず頭で想像してイメージ映像を作ります。
その頭の中の映像を演じるやり方です。
演劇などで「もっと感情的に!」「本当に絶望した人はそんなんじゃないだろ!」なんて偉い人がいいますよね?
これって具体的な方法論出てきません。はっきりとした正解の無いアナログな芸術だと思います。
しかしイメージがしっかりと出来てそれを演じられるのであれば、その人の中では正解として成立するのです。
ダーツでもいろいろ考えながら投げるのは無理ですがひとつのイメージのモノマネなら可能ですよね?
どちらの方法でもそうですが自分流の解釈をすることで問題なく高速対応できる状態にする。
だからこそハイクオリティなパフォーマンスが生まれる。突飛な現象に対応出来る平常心を保てる、ということです。
自分ルールで簡略化し処理速度を上げ、人よりもすごいスキルを演出できる、これが名選手。
さあ、その名選手。相談を受けました。「どうやったら上手くなれますか?」
自分のやっていることを説明してみたのですが・・・
「無意識でできるようになるまで練習した」
「まっすぐビュンってなってタンタタンって感じ」
「うん、いっぱい練習するといいよ!」
ってなるのです。
どういうことかというと、結果を出せる正解に近いものはアナログな情報なのです。
これをデジタルに変換してはじめて言葉として伝えられるのです。
つまり結果を出せる正解を持っていて情報をデジタル変換出来る人が名監督の素質がある人なのです。
逆に、得た情報を自分ルールに変換して圧縮出来る人が名選手の素質がある人になります。
ダーツって間違えた方法を地道に努力して練習しちゃうと悪いクセが完成しちゃうことが多いので練習量だけじゃダメなんです。
おそらく正確なボディコントロール系の全てのスポーツに「間違えた練習で悪いクセが育つ」が当てはまると思います。
名選手、名監督、展開しちゃうとこういうことですw
この理屈を理解している人が「名選手で名監督」っていう珍しいタイプになるんでしょうね。
野球の野村監督のおっしゃっていることはすごいです。あのお年で聡明でいらっしゃる。
私が「名選手、名監督にあらず」を説明できるようになったキッカケは野村監督です。
「名選手⇔名監督=アナログ圧縮⇔デジタル展開」これが入口ですねw
当然経験しないと相手の心は読めませんし、繰り返さないとスキルもカリスマも育ちません!
私には一般的なカリスマ性はありません、華やかなイベントもできませんし、健康面で活躍もむずかしいです。
そんな私でもこういう形でダーツ界の繁栄に、皆様が楽しむことのクオリティを上げるキッカケになれれば幸いです。
私の魔術書を読んで世界に羽ばたく人が出てきたらラッキーですw
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信用していただける方々だけで詠唱できれば(∩^o^)⊃━☆゜.* Gz!